よくあるご質問
霊園の経営が倒産・破産した場合はどうなるの?
私どもでは正式な許可を受けた霊園をご紹介しております。そのため、破産などのご心配の必要はないと思われます。
正式な許可を受けることができるのは、行政から審査を受け中長期に渡り破産・破綻をしにくい経営主体(霊園・墓地)に対して自治体(都道府県・市区町村)が許可を出します。
墓地の経営許可とお墓を保護する法律
墓地としての経営許可を得るためには「墓地、埋葬等に関する法律」の定めるように「都道府県知事の許可を受ける」必要があります。とくに厚生労働省から提出されている「墓地経営・管理の指針等について」をもとに「各自治体(市区町村)が定めた多岐にわたる条例」をクリアす必要があります。
また、民法の897条では、お墓の承継者を定めているので、使用権を有している持ち主以外が勝手に使用権を変えることも出来ません。つまり、経営が破産しても「お墓のある土地を勝手に抵当権や競売」などにかけることは出来ないのです。
墓地、埋葬等に関する法律
第10条 墓地、納骨堂又は火葬場を経営しようとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない。
2)前項の規定により設けた墓地の区域又は納骨堂若しくは火葬場の施設を変更し、又は墓地、納骨堂若しくは火葬場を廃止しようとする者も、同様とする。
厚生労働省:墓地、埋葬等に関する法律より
墓地経営・管理の指針等について
平成12年12月6日に当時の厚生省生活衛生局長より「墓地経営・管理の指針等について」にも示されている通り、経営管理に対する規約も明確化されております。その中には、墓地管理運営には永続性が求められ「組織・責任体制など運営管理するためには一定の条件を満たす必要」があります。その他にも利用者への尊重や計画の協議など複数の水準が設けられています。
さらに墓地を経営する許可を受けることができる経営主体にも決まりがあり以下の三つの法人格に限られております。
- 地方自治体(市区町村)
- 宗教法人(寺院)
- 公益財団法人 (墓地経営には永続性の担保が必要なため、公益法人に限られます)
墓地経営の許可に関する指針より抜粋
・墓地経営者には、利用者を尊重した高い倫理性が求められること。
・経営・管理を行う組織・責任体制が明確にされていること。
・計画段階で許可権者との協議を開始すること。
・墓地経営主体は、市町村等の地方公共団体が原則であり、これによりがたい事情があっても宗教法人又は公益法人等に限られること。
・いわゆる「名義貸し」が行われていないこと。
・墓地経営主体が宗教法人又は公益法人である場合には、墓地経営が可能な規則、寄附行為となっていること。
厚生労働省:「墓地経営・管理の指針等について」より
墓地等の経営の許可等に関する条例
さらに厚生労働省の指針をもとに各自治体(市区町村)が地域住民のアンケートや実地調査をおこない各地域性に合わせて「墓地等の経営の許可等に関する条例」を定めます。
例えば事前に6年分の財務状態を確認して、民間霊園を建設するためにかかる費用の「5割を超える金額」を有している公益法人でなければならない。その上で費用の借入れ先の金融機関を定める必要があります。この他にも住民への事前説明会を3回行うことや周辺環境への配慮も加わっています。
ポイント
確かに倒産した霊園もあるようですが、お墓をなくすということは「法的にも規制」されています。しかし、一時的に管理が行き届かないなどの不具合が発生することはあるかもしれません。許可を出している自治体が運営する公営霊園が一番安心かと考えられますが、夕張市のように破綻する自治体もあります。
永続性が求められる施設なので、倒産や破綻は不安に思われがちですが、霊園は管理費によって運営されていますので建墓されいる数を見て頂ければ安心です。
創価学会員でも入れる霊園・墓地はありますか?
宗教不問とは、どんな宗教・宗派のかたでも大丈夫です。という意味です。
お墓をお買い求めいただく条件が、特定の宗教・宗派に左右されない。と言い換えたほうが分かりやすいかもしれません。
当社では、神奈川・東京・埼玉で宗教・宗派不問(宗教自由)の霊園・墓地を多数ご紹介しております。
寺院墓地以外であれば、ほとんどの霊園は「宗教・宗派不問」となっておりますのでご希望の地域や条件からお探し頂けます。ただ、公営霊園ではその市に在住していることが必須の場合や申込時期が決まっておりますのでご注意ください。
公営の管理事務所は受け付けていないのですが、民営の霊園や公園墓地では各宗派別にご住職の手配も承っております。また、ご住職を呼ばずに墓前法要を行う方もおられます。
その他、民間墓地では複数の場所を比較することやお値段など多様なプランもご用意しております。宗教や宗派などの決まりがないのが特徴なのでご安心してお選びくさい。また、ご遺骨の有無にかかわらずお墓を求めることができる「生前墓」を建てることが出来ます。
当社ではご予算や地域をご指定いただきくだけでお客様に合ったオススメの霊園資料をお送るサービスもいたしております。お気軽にお電話または請求フォームよりお問い合わせください。
注意点
ご希望の霊園や墓地によっては、一部、在来仏教に限らせて頂いている場所もあります。弊社ホームページでは、在来仏教や宗教については注意項目に記載されておりますが、ご不明な場合は、お気軽にご連絡下さい。
姓の違う二世帯で1つのお墓を建てられるの?
「両家墓」という墓所スタイルでお墓を建てる事が出来ます。
最近では、少子化の影響もあり1人娘や長女・次女の結婚でお墓を継ぐ人がいないなどの問題があり二世帯で建てる両家墓といったカタチの墓所も増えてきております。
お墓を継ぐ場合、通常の民間霊園であれば六親等までお墓を継いでいくことが出来ますので、お客様のように娘さんと親子で、両家のお名前を入れた墓石を建てるケースでも問題はありません。ただ、寺院墓地では、ご住職にご相談いただく必要があります。
また、建てられる墓石も予算やご都合に合わせて、カロート(納骨室)を分ける方法や一つにするタイプなどご希望に合わせて、担当者からご提案させていただいております。
注意点
両家でお墓をお求め頂いた場合でも「永代使用承諾証」(土地)の名義は一人になりますので、どちらのお名前で最初に登録するか、ご親類などにも相談してから決めておいた方が良いでしょう。
また、墓石に彫刻する建立者のお名前も登録名に合わせて頂く方がわかり易くなります。ご不明な場合は、お気軽にご連絡下さい。
霊園の「指定石材店制度」てなんですか?
多くの霊園では、石材店を何社か霊園の規則で指定する制度を設けています。
そのため、現地で申込をした指名石材店からしか墓石を購入が出来ない制度を「指定石材店制度」と言います。指定石材店制度あまり聞きなれない言葉ですが、この石材店指定制度がある霊園では、お墓を購入する石材店を選ばなければなりません。
何も知らないで、霊園を見学されて申し込んだ場合は、申込をした石材店から墓石を購入することになります。
なぜ、このような制度があるかと言えば、もともと霊園や寺院は営利目的である墓石の販売業務を行うことが出来ないため、墓地だけを募集する訳にもいかないのです。そのため、石材店に墓石の販売にあわせて、墓地の募集業務を委託するために設けられた制度です。
また、寺院墓地では、通常1から2社程度が指定されている石材店指定制度も、民間霊園の場合になりますと数十社指定される場合もあます。このような場合は、事前に希望した石材店がその霊園の指定石材店になっているか確認する必要があります。
なぜ、その石材店を限定する必要があるのか?
管理・経営面でのメリットが大きく、霊園の景観維持するたに規定や工事業者を限定することで、管理規定や工事規定を徹底しやすく、霊園の維持メンテンナスが容易になります。
また、担当石材店が分かりやすいので、お客様へのアフターケアの依頼や墓石建立石材店への連絡がしやすく、無駄な費用を抑えやすくなります。
霊園では、公益性と永続性が求められ、お客様からいただく管理料で運営されます。費用を抑える面や管理の面から例外を作ることあまりしておりません。
一部の民間霊園では、石材店の指定がない場所もあるようですが、安定した運営が優先となっております。
霊園探しは、石材店の担当者探し?
石材店が5社ぐらいの霊園は良いのですが、霊園の規模によっては、石材店が数十社はいっている場所もあります。このような場合は、案内係や営業担当者によってバラつきが出やすいものです。担当者の「態度が悪い」「知識が乏しい」「説明が不明瞭」「価格提示が曖昧」などといったケースが出やすいものです。
このような場合は、事前に担当会社に電話して、質問しておくと良いでしょう。電話対応がしっかりとしている会社であれば、担当者をすぐに変えてもらえたり、不明瞭な部分をすぐに教えていただけます。
公営霊園では、指定業者はありません。自由に石材店を選ぶ事ができます。ただ、建立後のメンテナスなどを考えるとインターネットなどで販売している安い墓石を購入すると後悔されることもあるようです。
運が悪い場合は、当選した区画をお客様みずから測ることもあるようです。
せっかくご当選されて、墓石を建立されるのですから信頼できる石材店に依頼されることをお勧めいたします。
ポイント
公営の霊園でも、結局は霊園の近くにある石材店から購入するケースが多く、市営霊園であっても近場の石材店どうしで「石材組合」が存在し、その組合の指定石材店で墓石を購入することがほとんどです。そのため、民営の霊園で存在する「指定石材店」と大きくは違いはありません。
霊園で墓石を建てる場合は、どうしてもある程度の規定を設ける必要があります。その規定にそって墓石工事を行いますので、施工実績や保証などのある石材店が良いでしょう。
墓地の種類によって長所や短所はあるの?
最近では西洋風霊園や新規の霊園だけではなくお客さまのニーズに合わせて多様な種類の墓地タイプが多くなっております。
今回は一般墓地・芝生墓地・ゆとり墓地・ガーデニング墓地の4タイプに分けて墓地タイプの種類別にメリット・デメリットをご案内いたします。他にも違うタイプの墓地もありますが、共通する部分が多くこの4つの墓地タイプのどれかにあてはまります。比較したポイントとしては「土地・墓石・彫刻・施工を含めた総額の値段」「購入後の管理料(維持費)」「手入れのしやすさ」「デザインの自由度」の4点です。
一般墓地のメリット・デメリット
- 総額の価格・値段:4つの中では高い
- 購入後の管理料:4つ中では安い
- 手入れのしやすさ:一番手間が掛からない
- デザイン:色々なタイプが選べる
面積にもよるが、昔からあるタイプなので選べる付属品や加工の種類が豊富にある。
芝生墓地のメリット・デメリット
- 総額の価格・値段:4つの中で一番費用が安い
- 購入後の管理料:芝生を管理する分、維持費が高い
- 手入れのしやすさ:芝生の上なので少し汚れやすい
- デザイン:選べる範囲が少ない
外柵(がいさく)を作るタイプの芝生墓地は、ゆとり墓地と近い金額になります。芝生の変わりに玉竜を植えると玉竜墓地とも言われています。
ゆとり墓地のメリット・デメリット
- 総額の価格・値段:4つの中で三番目に費用が安い
- 購入後の管理料:植栽の管理する分、維持費が高い
- 手入れのしやすさ:お花をお客様が管理する場合はそのメンテナスが必要
- デザイン:高さ以外は色々なタイプを選べる
花壇墓地ともいわれていますが、お花を植えず玉砂利などを入れる場合もあります。
墓石の形も種類がありますが、全体的な傾向としては、今まで一般墓所と言われるタイプの墓地が多く、縦長の和型と言われる墓石を建てる方がほとんどでした。最近では、墓地のタイプ合わせて洋型を好まれる方が増えています。
洋型墓石は彫刻できる墓石正面の面積も多くご自分の好みに合わせてお花やレリーフを彫刻されたいお客様のニーズにも合っているようです。また、地震などで倒れにくいこともあり人気が高くなっております。
注意点
実際には、霊園ごとに少しずつ違いがあるケースが多いので、現地を見学して比較されることをお勧めいたします。最近では、各墓地のタイプ別に見本の墓石も建っているので、以前よりは完成イメージが分かりやすくなっております。
霊園でお墓を建てる区画数に決まりはあるの?
霊園はお墓を建てられる数に決まりがあります。
通常、霊園を販売する時には自治体である市区町村から販売する区画数も許可を受ける必要があるからです。
このため霊園のチラシなどに記載されている概要の部分に総区画数が載っています。民営墓地では公営墓地とは違い募集時期や地域などの条件は無くどの市区町村に住んでいても時期に関係なくお申し込みが出来るのでお求めやすい区画から無くなってしまいます。
そのためお客様のように残り区画が限られている霊園では墓地の面積や種類を選べる範囲が限られしまうことがあります。予算の関係もあると思いますので他の霊園も一緒に見学すると良いでしょう。親類や兄弟などと中間の場所を選ぶのも1つの方法です。他にも区画数の拡張や新しい霊園が出来るのを待つという選択肢もありますが現状の条例や法律では新しく霊園ができるのはかなり先になってしまいそうです。
霊園の経営許可に関する法律や条例
霊園が許可を受けるためには墓地をつくる場所全体の敷地面積と墓地の区画数(墓域面積)に合わせて駐車場や緑地面積をつくることが義務付けられています。昭和23年に「墓地、埋葬等に関する法律」もあるが市区町村ごとで設けられた条例が改正されてから総面積に対する駐車場や緑地部分の比率なども厳しくなり新規で霊園を開発するのも難しい市もある。
墓地開発条件イメージ図良く見られる一般的な墓地開発条件の例は図にあるように緑地化義務では敷地面積の20〜40%必要で通路幅も1メートルなどあります。そしてお墓の区画数に関わる部分では駐車場数は墓地区画数に対して約5%以上必要とする条例もあります。他にも経営主体となる宗教法人や財団法人の財務審査なども行われている自治体もある。
実はこのような条例などの規制強化によって墓地用地による霊園整備が鈍化しているようです。一時霊園開発業者への名義貸しなどの問題があり墓地用地に対する不安から、墓地経営の許可に関する条例が改正され霊園開発や区画数の拡張が難しくなった背景があります。
しかも横浜市や東京都などの都市部では深刻な墓不足が問題視されているのです。
区画数によっては墓地の永代使用料が高くなる
規制によって問題になるのは民営霊園の値段が高くなってしまうことだ。もともと公営霊園に比べ値段がかかるが「緑化義務」「駐車場設置義務」「通路幅」の規制強化によって墓地に出来る面積と区画数が減ってしまいより永代使用料(土地代)が高くなってしまうのだ。
核家族化によって今までのような大きなお墓ではなく手頃で購入しやすい「小さなお墓」が欲しいニーズには少し壁があるようです。
注意点
霊園によっては石材店ごとに販売できる区画数が異なることがあるので注意が必要です。また。インターネットに掲載されている石材店ごとのホームページによっては更新が遅れているところもあるので既に完売している区画でもそのままになっているケースもあるので事前に電話確認すると良いでしょう。
当社ではなるべく早い段階で表示を更新していますがお申込み後のお客様からキャンセル依頼が発生るケースもあるため若干前後することがあります。
公益・社団法人が経営する霊園の方が安心なの?
霊園を経営・管理する法人格によって管理面での大きな違いはありません。
もともと霊園や墓地の経営主体になれるのは永続性の高い「公益法人しか事業主体になれない」からです。
一般社団法人が運営する霊園の受付つまり、一般社団・財団法人法と宗教法人も公益法人として定められた法人格なので民営霊園を経営しているのです。このため市営墓地のような期間や条件はなどの規則もありません。
一般財団法人を公益法人だと勘違いされている方も多いのですが一般社団法人とは国に定められた「公益性と永続性の高い法人格の1つ」なのです。
社団・財団法人が経営する霊園の特徴
同じ地域にある他の民間霊園と管理や料金の面で差はありませんが、霊園の特徴としては郊外の地域に大型公園墓地を運営していることが多く、園内の施設や設備が充実していることです。50〜80名以上で法要を行う必要がある方や霊園近くの地域住民の方が利用するのに向いています。
駅からは離れていますが無料送迎バスなどが利用出来ることが多いので広い場所にお墓を持ちたい方にも人気です。
また、区画数が豊富なためゆとりやガーデニングなどの多種多様な墓地タイプから伝統的な和型の家墓まで選ぶことが出来ます。
私どもでも神奈川県に一般財団法人が運営する南葉山霊園をご紹介しておりますのでお気軽にご連絡ください。
注意点
規模が大きいので立地条件や交通アクセスの面では他の中規模クラスの霊園とも比較検討するのがよいでしょう。通常の法要等であれば中規模の公園墓地でも十分な設備が整っているので交通アクセスの面からも良い物件が見つかりやすくなります。
霊園が多くてどこに決めて良いか分かりません。
ご質問にあったように、お客様だけでご見学にいかれると霊園ごとに違う石材店で案内を受けてしまうケースが多いようです。
そのため、同じ石種なのに石材店ごとで、石の呼び名が異なる場合があるため、よけいに違いがわからなくなってしまいます。また、民営霊園では「指定石材店制度」を採用しているところが多く、申込をした石材店でしか墓石を建てることが出来ません。目的の場所を2つ位に絞ってから墓石の価格や石種をご検討されることをおすすめいたします。
霊園マップしかし、昔に比べ多彩な種類の墓地や霊園が出来てきているので、いくつかのポイントに切り分けてご確認することをおすすめいたします。
まず、立地条件と予算などで考えなおすのが良いでしょう。神奈川県の中だけでも地域などで大分価格が変わりますので、ご希望の立地条件から探し、ご予算に合わせて墓石などをご検討下さい。
また、ご案内した石材店が複数であったことも、迷われてしまった要因と考えますので、一度地域を決めた段階で1つの石材店に2~3霊園ほど案内していただくと良いかもしれません。
場所を決められたら、墓地の種類や墓石の値段などを含めて総額で最終判断していただきます。「墓地はどのくらいの大きさが良いか」「墓石の種類は何が良いか」など現地で実物を見ながら判断するのが良いでしょう。ただ、墓石は天然のモノなので、採れた原石によって若干「石目(いしめ)」が変わりますので注意が必要です。当社では、墓石のアフターケアとして「10年保証書」を発行しております。
ポイント
生前に建てるお墓をお探しの場合は、一度時間をおかれるのも良いでしょう。最終的にはお客様とご家族のご納得頂ける墓所が一番だからです。
墓石のデザインや石の種類・彫刻方法によっても、墓石の価格は変わるため迷われるのもあたりまえです。
私どもでは、孫子の代までお使い頂くことを考えてご提案をさせて頂いております。お気軽にご連絡下さい。
ペットも一緒に入れる霊園や墓地はありますか?
最近ではペット専用の霊園もありますが当社では神奈川・東京・埼玉でペットと一緒に入れる霊園や同じ園内にペット供養が出来る墓地をご案内しております。
最近では、核家族や少子化に伴い生活のスタイルも変わってきております。そして、お客様のようにペットも家族と同じ存在としていつまでも一緒にいたいと考える方も増えてきました。お客様からのご希望が増えてきたことで民間霊園ではペットと一緒に入れる墓地を作るなど多彩なスタイルの区画も数多くなってきています。
ペット専用の墓ただ、公営(市営)の霊園ではまだペットを一緒に埋葬することは出来ません。霊園や墓地の使用規定を確認していただき、ご不明な場合などは管理事務所に質問すると良いでしょう。
その他、ペット専用の供養塔に入れていただける霊園や寺院などでは同じ墓所の中に埋葬は出来ませんが、同じ園内にあるため一緒にお参りしてあげることが出来ます。
ペット専用の霊園で気をつける事
ここ最近ではペット(動物)専用の霊園がありますが一部のペット墓地では問題が発生しているようです。ペットを火葬するときの「匂い」や「煙」などが地域住民から苦情となっていたり、悪徳な業者では死体・遺体を不法投棄するなどの被害が発生しています。
基本的にはペット霊園を規制する法律はありません。平成24年度頃から一部の自治体で「条例」を設けるところも出てきておりますが、ペット霊園に火葬を依頼される場合は、注意が必要でしょう。
ご希望の霊園や墓地によっては、ペットも一緒に入れられる区画が決まっているため、他の区画が選べない場合もあります。
また、墓石に亡くなった方の戒名を彫刻するのに合わせてペットのお名前を彫られるケースもありますが、こちらもご希望の場所によっては出来ない場合があります。どちらも、規定によって異なるためお気軽にご連絡下さい。
終活セミナーを受けてお墓の質問をしたいです。
まずは、墓地の分類や種類によってお値段や維持費が変わりますので、どの分類を選ぶかをお考えいただいております。大きく分けると墓地の分類は3タイプ「民間霊園」「公営霊園」「寺院墓地」があります。それぞれメリット・デメリットからご案内いたします。
民間霊園
申込者・墓石の建て方に条件や制限が一番が少ない。
公営霊園
申込者・墓石の建て方は各市町村により条件や制限ある。
寺院墓地
寺院の宗派に入檀する。申込者・墓石の建て方は寺院によっては制限がある。
ここからは、一番制約が少ない民間霊園をお選びいただいた場合をもとにご説明
最近の民間霊園では、お値段を選びやすくするために様々な墓地の種類やタイプをご提供しております。
よくみかけるようになった墓地の種類は、芝生墓地やゆとり墓地です。両方の墓地タイプも面積に比べ墓石をあまり使用しないため、価格を抑えてお求めいただけるのが特徴です。
最近では100万円以下でお求めいただける墓所や永代供養墓といったお一人用の墓地もあります。
次に墓地の種類に合わせて墓石の形や種類をお選びいただきます。
お客様の選んだ墓地の面積や種類によってご予算に合わせて石材やカタチを決めていかれるとよいでしょう。もちろん、墓石の種類に合わせて墓地タイプを変更することもできます。大まかには、和型墓石(縦長の昔からあるタイプ)洋型墓石(横型の背が低いタイプ)デザイン墓石(お客さまのご希望のカタチ)があります。そして、石材は白御影石・色のついた御影石・黒御影石からお選びいただくのですが、石の種類はとても多いため、弊社実績をもとにオススメの20から30種類からお選びいただいております。
その後、墓石に彫刻する文字やデザインをお打ち合わせさせていだたきます。
ここまで全体の料金がほぼ確定しますので予算にあっているか、再度ご確認をいただきます。内容によってはローンによるお支払も取り扱っておりますのでご安心ください。
お墓は、一度ご購入頂いたあとは、管理料だけでよいので、葬儀とは違い早くから準備をする方も増えてきております。簡単なご説明になってしまいましたが、終活のご参考になれば幸いです。