お墓を選ぶポイント
霊園・墓地や寺院を選ぶ際の6つのポイントをご説明いたします。こうしたポイントをふまえたうえで、ご自身の目で確かめることが大切です。霊園・墓地の詳細ページでも、このポイントを分かりやすく載せてあります。当社ホームページをご覧いただく時にお役立てください。
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墓地の分類や宗教・宗派を確認
宗教・宗派の条件が自分にあっているか宗教・宗派の条件は霊園・墓地によってさまざまです。自分の属する宗教・宗派は何か、今後どうしたいのかなどを考えて決めていきましょう。ちなみに、在来仏教に限ってどの宗派でも構わないという墓地もありますが、その場合は仏教以外の宗教では購入できないということになります。また、仏教系新興宗教では購入出来ない場合もありますので、確認しましょう。
立地・交通アクセスはよいか
お墓参りに行きやすい場所を求めるなら、交通の便が良く、なるべく近い場所にあるのが良い、と一般的には言えます。しかし、静寂を求めるという観点から考えると、都心の中心部に近いほど良いとは一概に言えません。何を重視するのか、便利さか環境か、良く考えてから選ぶことが大切でしょう。
ご希望区画の価格・管理料が予算の範囲か
墓所を求めるには、永代使用料、管理費、墓石代が必要です。その他に開眼供養や、納骨料などの諸経費もかかります。費用がどういう内訳でどれくらいかかるのか「総額の値段」を、あらかじめ管理事務所や石材店に聞いておいた方がよいでしょう。
霊園の環境・日当り・区画の水はけは良いか
墓地の環境としては、日当たりや風通し、水はけの良いところがお墓の手入れもしやすいでしょう。また、山間部を造成して墓地にしているところでは、大雨などのときの地盤についても調べておけば安心です。
最近では、芝生墓地や植栽を植えたりするタイプなど、環境に合った墓地の種類も選べるようになりました。
また、海が見える霊園や富士山が見える霊園もあります。お墓参りに行くことで、リラックスできるような周辺環境であるかどうかということも選び方のひとつです。
園内の施設や設備は充実しているか
管理事務所や駐車場、休憩所、法要施設など、諸設備の有無や規模はとても重要です。送迎バスがあるところでも、週末や盆彼岸時のみといった条件がある場合もありますのであらかじめ確認しておきましょう。最近では、墓地全域をバリアフリーにするなど、お年寄りや車椅子の方でも無理なくお参りできるように配慮した霊園も増えています。墓地は長くお付き合いしていくところですから、将来も安心してお墓参りができるかどうかも考えなければなりません。こうした設備については、パンフレットやチラシだけでなく実際に行ってみることが大切です。
管理体制がしっかりしているか
墓地では管理者が定期的な清掃や見回りをおこなっています。頻繁に訪れることのできない墓地ではこうした管理によってお墓の環境を維持しなければなりません。一方で管理事務所がなく管理人もいない墓地もあり清掃や備品の管理が行き届かない場合もありますので管理体制についてもあらかじめ調べておきましょう。