よくあるご質問(FAQ)

お墓を継承する親類や子供がいないのですが?

永代供養の納骨堂の質問

お墓や墓地を継ぐ、息子や子供がいないのですが、霊園を購入しても良いのでしょうか? その場合、親戚などにお墓を継いでもらうことは可能なのでしょうか?

お墓を継承する方がいない場合は、その方に代わって寺院などが永代にわたって供養・管理をするお墓があります。

永代供養墓と言われることが多いのですが、同じ納骨堂に納骨されることから、合祀(ごうし)墓・合同墓・集合墓などと呼ばれています。20年間または33回忌までの一定期間が過ぎると合祀というかたちで、ご遺骨を一緒にします。

通常のお墓を求める場合は、親類などにお墓を継承してもらうことも可能なのですが、霊園ごとに継承できる範囲に決まりがありますので、ご希望の霊園の使用規則をご確認いただいた方が良いでしょう。

また、墓石を建てる時には、彫刻する内容に注意が必要です。
通常では「○○家之墓」と墓石の正面に彫刻するケースが多いのですが、親類に継いでもらう場合は、苗字が異なることもあります。
その場合は、お好きな文字を1から3文字彫刻し、左右に両家の文字を刻む「両家墓」などで建てることもできます。

永代供養墓

お墓を継承できる範囲

継承できる範囲とは、親等の数によって決まります。民営霊園ではほとんどが「6親等」まで継承できるのですが、寺院や公営霊園では継承できる範囲がことなる場合が多いようです。

また、民法ではお墓の承継について以下のような定めもあります。

お墓の承継について民法(897条)

「系譜、祭具及び墳墓の所有権は、相続分の規定によらず、慣習に従って祖先の祭祀を主催すべき者がこれを承継する。但し、被相続人の指定に従って祭祀を主催するべき人があるときは、その者が承継する」

お墓の6親等図

つまり、「お墓は長男が継承する」といった家制度での遺産相続の対象ではなく、その地域や親族の慣習に任せるとなっています。次男や嫁いだ娘、遠縁の親族が継承しても法律上の問題はありません。

親類外にお墓を継承してもらうことも可能ですが、親族間のトラブルになりやすいため、お墓の権利者が亡くなる前に遺言書などで相続者を指定する必要があります。この場合の注意点は、永代使用権の譲渡・転貸との区別があやふやになりやすく、指定した方が、友人などの場合は「特別縁故者」なることや事前に「双方の同意書」が必要になるなど、家族制度上の問題点も多くなるので、あまりお勧めはしておりません。